隼人バプテスト教会
わたし(神)の目には、あなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している。
イザヤ書43章4節
Ⅰ 聖書について
われわれは、六十六巻からなる聖書を原典において十全逐語霊感された神のことばであり、全く誤りがなく、信頼するに足り、信仰と
実践にかかわるあらゆる事柄において、最高の権威を持つことを信じる。
黙示22章18~19節、Ⅱテモテ3章16~17節、Ⅱペテロ1章20~21節
Ⅱ 神について
われわれは、唯一の生ける神を信じる。この神は唯一、永遠、全能、全知、遍在の神であり、ご自身を三位すなわち、父、子、聖霊に
おいて現したまい、その本質、属性、力、栄光において一つであって、ただ霊とまことをもって礼拝されるべきお方であると信じる。
創世記1章1節、申命記6章4節、マタイ3章16~17節、マタイ28章19節
A 父なる神について
われわれは、天地の創造主であり、愛とあわれみに満ち、人間の諸問題に関心を示され、われわれの祈りを聞きそれに答え、イエス・
キリストを通してみもとにやって来る全ての者を赦し受け入れたもう父なる神を信じる。
マタイ6章9~13節、ルカ15章11~24節、ガラテヤ4章6~7節
B 子なる神について
われわれは、聖霊によってやどり、処女マリヤから生まれ、その生涯は罪がなく、十字架の死によって全人類の罪のために贖いをされた
神のひとり子イエス・キリストを信じる。
われわれは、キリストが三日目にからだをもってよみがえり、昇天し、神の右の座に着き、ご自身の民のために大祭司としてとりなして
おられることを信じる。
マタイ1章18節、28章5~6節、Ⅰペテロ2章24節、ヘブル7章24~25節
C 聖霊なる神について
われわれは、罪と義とさばきについて世の人の目を開き、イエス・キリストを信じる者たちを新たに生まれさせ、彼らの内に住んで導き
教え、きよめ、助けるために働いておられる聖霊なる神を信じる。
ヨハネ16章7~14節、テトス3章6節、ガラテヤ5章22~26節
Ⅲ 人間について
われわれは、人間が神のかたちに創造されたが、始祖アダムの反逆によって堕落した結果、すべての人間は生まれながら罪責を負い、
同時に自らの意志の選択によって罪を犯す者であり、生まれながらに霊的に死んだものであり、死後、裁きを受けなければならないことを
信じる。
創世記1章26~27節、ローマ5章12節、エペソ2章1~2節
Ⅳ 救いについて
われわれは、救いはただ神の恵みによるものであることを信じる。人はイエス・キリストを救い主として信じ受け入れることによって
救われ、義と認められ、永遠のいのちを与えられることを信じる。
エペソ2章8~9節、ローマ10章8~13節、ヨハネ3章16節
Ⅴ 救いの永遠性について
われわれは、何ものも真の信者を神の愛から引き離すことはできず、信者は永遠に保護されることを信じる。一度信じた者は、決して救
いを失うことはないことを信じる。
ヨハネ10章28~29節、ローマ8章35~39節
Ⅵ 聖化について
われわれは、信者が聖化されることは神の御旨であることを信じる。聖化とは、神の御旨に従い、それによってわれわれが神のために聖
別され、神のきよさにあずかる行為であり、過程であると信じる。それは、新生によって始まり、一生を通じて続く漸進的なものであり、
イエス・キリストの再臨によって完成されるものであると信じる。
Ⅱコリント3章18節、Ⅰヨハネ3章2~3節
Ⅶ 教会について
われわれは、イエス・キリストによって贖われた全ての信者が、キリストをかしらとする生きた霊のからだである唯一の教会に加えられることを信じ
る。また三位一体の神の御名によってバプテスマを授けられ、礼拝と伝道と奉仕と交わりのために組織された集まりである地方教会を信じる。
地方教会に対して、主の来られる時に到るまで守るべき二つの礼典が委ねられたことを信じる。
マタイ16章15~19節、28章18~20節、Ⅰコリント12章27~28節
A 信者のバプテスマ ローマ6章3~12節
バプテスマとは全身を水に浸す浸礼であり、それは古いわれわれがキリストと共に十字架につけられて死に、墓に葬られ、キリストにあって新しいい
のちによみがえったという内的変化の外的表現である。
B 主の晩餐・聖餐式 Ⅰコリント11章23~29節
主の晩餐は、キリストの十字架の死を記念する象徴的儀式である。
パンはキリストの罪のないからだを、ぶどう液はキリストの聖い血を示している。
Ⅷ 政教分離
われわれは、各教会が独立かつ自治であり、聖職階級あるいは政治的権力によるいかなる干渉からも自由でなくてはならないと信じる。
ただし信者は国家が神のみこころに反しない限りにおいて、良き市民であるべきと信じる。
マタイ22章21節、使徒6章1~5節、ローマ13章1~7節
Ⅸ 異端、異教、偶像崇拝について
われわれは、根本的なキリスト教信仰を重視し、非聖書的なグループ、異端と分離する。われわれは、偶像崇拝、祖先崇拝およびそれに属している
様々な異教習慣に妥協することなく、確固たる聖書的立場をとる。
出エジプト20章2~6節、Ⅱコリント6章14~18節
Ⅹ 悪魔について
われわれは、悪魔の実在を信じる。悪魔は人格を持った堕落した天使であり、悪霊たちをつかさどり、人間を誘惑し、神に敵対する者であることを信
じる。悪魔の終わりは神によって定められ、火の池に投げ込まれると信じる。
イザヤ14章12~15節、エペソ2章1~2節、Ⅰペテロ5章8節、黙示20章10節
ⅩⅠ キリストの再臨と終末について
われわれは、イエス・キリストが患難時代の前に空中再臨され、信者を天に携え上げられること、その後、信者と共に地上に再臨され千年間、この
地上を義と平和をもって治められることを信じる。
未信者は千年王国後、からだをもって復活させられ、裁かれ、永遠の滅びに定められること、信者は永遠の祝福に定められることを信じる。
Ⅰテサロニケ4章16~18節、イザヤ11章6~9節、黙示20章1節~21章4節
